2006-01-01から1年間の記事一覧

WA5クリア。

ロードが長いとかの欠点もあるが、全体的に手堅くまとまった良質のRPGではないかと思う。ここまであれば、まずまずだろう(ただし、難易度高め)。 ラスダン前々辺りでサブキャラの物語が次々と展開収束していくのは、面白かった。 (その分、クリア後の…

ポパー以降、反証可能性を以って、

科学と似非科学とを分ける分水嶺とする議論が広く行われているが、理論的にはともかく、現実の科学界内部において、反証可能性が、自分や仲間内の科学者が提出する科学理論を批判する際に検討されることは、ほぼ全くないのではなかろうか。 そうであるならば…

『中国人の宗教・道教とは何か』

松本浩一 著 PHP新書 ISBN4-569-65771-0 道教についての概説的な紹介本。 主に、中国人の宗教としての習俗的な側面や道教の歴史等がまとめられたもので、やや細かな呪術儀礼の次第とかも書かれていて、個人的には相当無味な概説という感じがしたが、逆に…

『数学的ひらめき』

芳沢光雄 著 光文社新書 ISBN4-334-03377-6 数学に関する読み物。 「日常生活や社会現象に現れる題材を」使って、というのが著者としては売りのようだが、確かに使ってはいるのだろうものの、読み物なんていうのは大抵そうしたものだろうし、その点はどこま…

ドラクエはジャンプだったのか。(←文脈がないと意味不明な文) 火曜発表というのは、単に月曜発売のジャンプの発売日が過ぎてから発表して、翌週のジャンプに載せる、ということだったのだろうか。 情報の速さが売りになるのではない漫画雑誌は入稿の締めが…

『大奥の奥』

鈴木由紀子 著 新潮新書 ISBN4-10-610191-2 江戸城大奥についての雑学読み物。 別に良くもないが、特に悪いということもない本で、概説っぽい部分があるので、余り手軽という印象は受けないが、それでも読み捨てるくらいのつもりならば読んでみても、という…

あら、しかし金曜発売のファミ通には火曜発表のドラクエの情報は載っていないみたいだった。間に合わなかったのか載せなかったのかは知らないが。 日曜夕方までの情報が月曜日に並ぶ競馬雑誌のようにはいかないようだ。

DSでDQ制作発表

火曜日に発表するのが金曜発売のゲーム雑誌に載せられるぎりぎりのタイミングなのだろうか。

暫くAVからは離れていたが、久し振りに売り場に行ってみると、女優はKカップとかIカップとかいうのが踊っているな。 よく分からないが、この2年程でAV女優における巨乳のインフレ化が進んだのだろうか。 しかし、カップサイズというのは2.5センチ…

『会議で事件を起こせ』

山田豊 著 新潮新書 ISBN4-10-610190-4 良い会議を行うための技術、会議改革を行うコツ等が書かれたビジネス読み物。 基本的には、そんなに特別ということもないありがちなビジネス読み物、だと思うが、分かりやすく一通りまとまっているし、新書サイズで気…

『思想の中の数学的構造』

山下正男 著 ちくま学芸文庫 ISBN4-480-09018-5 思想史上における数学と関連した要素についていくつかのことが書かれた小論集。 主題として著者が何をいおうとしたのか、ということは私にはさっぱり分からなかったが、一応形としてはそれなりのエッセイだろ…

あれ、長期休養中の若槻千夏が出るスタミナドリンクのCMって、まだやってるんだな。CMの契約で離婚できない、なんていう噂は聞くが、病気まで縛る訳にはいかないか。 しかしポックリ逝く可能性のあるデブタレントは薬のCMには使えない、ということが分…

『おまけより割引してほしい 値ごろ感の経済心理学』

徳田賢二 著 ちくま新書 ISBN4-480-06334-X 値ごろ感を巡る消費者心理について書かれた本。 実証的研究を紹介したものでは全くないが、読み物だと思えば、一応はそれなりの読み物、という本か。 (というか、本書の記述を裏付けるような実証的研究が本当にな…

『院政 もうひとつの天皇制』

美川圭 著 中公新書 ISBN4-12-101867-2 院政について書かれた歴史概説。 主として、平安後期から鎌倉時代までの院政の政治史的な流れがまとめられた概説書で、説明が政治史中心の表面的なものであって、分かりやすくもないし特別な内容がある訳でもないので…

郵政造反組の自民党復党

は、コソコソと小泉から逃げ回ったイメージのある復党組と、別に人気低下で更迭された訳ではない小泉前総裁の路線を踏み外したイメージのある安部新総裁と、自民党全体、という三つのイメージダウンを引き起こしたように思われる。 これを避けるためにはどう…

『シーア派 台頭するイスラーム少数派』

桜井啓子 著 中公新書 ISBN4-12-101866-4 シーア派について書かれた概説書。 別に良い本だとは思わないが、それなりの概説といえば概説、という本か。 積極的に薦めることはしないが、興味があって概説で良ければ、読んでみても、というところ。新書レベルの…

マンガでクラシック音楽

が主題として扱われる場合、形式より内容、というロマン主義的なものになることが多いのだろうか、やっぱり。 取り敢えず理由としては、 ・形式重視の古典主義よりも分かりやすい ・っていうか、形式なんてそもそもマンガでどうやって表現するんだ? ・主人…

『グリム童話の世界 ヨーロッパ文化の深層へ』

高橋義人 著 岩波新書 ISBN4-00-431041-5 グリム童話の何篇かについての神話解釈的なことが述べられた本。 「シンデレラ」が灰かぶりの時期を過ごした後、美しく輝いて王子と結婚するのは、冬から夏へという農耕儀礼的な遷移である、とか、「蛙の王さま」の…

『善と悪 倫理学への招待』

大庭健 著 岩波新書 ISBN4-00-431039-3 倫理の成立する基について考察した本。 なんだかよく分からない感じはあるが、倫理の成立する基について考察した、といえば、確かにそうした本か。 余り良い本だとは思わないが、そういうことを問題にするような本では…

『そんな謝罪では会社が危ない』

田中辰巳 著 文春文庫 ISBN4-16-771711-5 主に企業の謝罪のあり方が説かれたビジネス読み物。 企業向けに危機管理のコンサルティングを行っている著者が、企業謝罪の失敗の要因や謝罪に向けた心構え等を述べたもので、割とまとまっていて読みやすいので、興…

『二・二六事件とその時代 昭和期日本の構造』

筒井清忠 著 ちくま学芸文庫 ISBN4-480-09017-7 2・26事件を中心に、昭和初期の陸軍や超国家主義思想の動向が書かれた論文集。 一応、2・26事件は(楽観的、非現実的な夢想ではなく)排斥されつつあった皇道派が一発逆転を狙って自身に有利な暫定政権の…

若い内は、(自分に残された)時間が無限にあると考えているかのように振る舞うものだが、歳を取るにつれ、時間の有限さが分かってくるようになるものだろう。 例えば、社長交代の時期が迫っている会社に、現在56歳になる副社長がいるとする。その会社では…

『真説 鉄砲伝来』

宇田川武久 著 平凡社新書 ISBN4-582-85346-3 戦国時代の日本における鉄砲の伝播浸透状況について書かれた本。 主軸としては、武芸である炮術の秘伝書を紐解いて、秘伝書が物語る戦国期日本の鉄砲の伝播状況を明らかにしようとした本だが、文章のせいなのか…

『松浦武四郎と江戸の百名山』

中村博男 著 平凡社新書 ISBN4-582-85344-7 松浦武四郎が登った山々について書かれた本。 内容的には、松浦が残した紀行文の紹介と現代の観光ガイドが半々、といった感じの本で、つまり本当に、松浦武四郎が登った山々について書かれた本。どこどこの登山口…

メルボルンカップで日本の馬がワンツーを決めたが、一応は菊花賞を勝っているデルタブルースはともかく、500万から4連勝でぶっこ抜いたとはいえ目黒記念しか勝っていないポップロックが2着にこれるものなのか。 しかし、この話題が全然テレビニュースに出…

『ラバウル戦犯弁護人』(松浦義教 著 光人社NF文庫)を39pで挫折した。 基本的に日本軍擁護の保守反動的イデオロギー臭が強いし、仏陀の十大弟子が「すべてアーリヤ族(バラモン)であったという」、などと書かれているのを見て、その先を読む気が失せた。…

『僕は八路軍の少年兵だった 中国人民解放軍での十年間』

山口盈文 著 光人社NF文庫 ISBN4-7698-2507-2 敗戦後に中国で人民解放軍の兵士となった人物による半自伝的な回想録。 大体のところ、別に普通の回想雑録で、敗戦の混乱とその後の中国大陸を体験してきたというのは貴重な経験だろうから、興味があるならば…

あら、契約システムがトラブっているソフトバンクの携帯は、テレビCMはやめてないのか。飴玉をしゃぶらせれば黙る、という判断なのだろうか。

先日、よく買っている弁当屋のおばちゃんに、あなたはたまごが好きだからといわれて、茹で卵をサービスで付けてもらった。 よく分からないが、私はたまごの入っている弁当をよく購入していたのだろうか。意識して選んだことはないが。 思い当たる節がない訳…

『中村邦夫 「幸之助神話」を壊した男』

森一夫 著 日経ビジネス人文庫 ISBN4-532-19364-8 中村邦夫松下電器産業社長(現会長)に関して書かれたビジネス読み物。 基本的な軸としては、松下電器がどのような問題を抱え、中村がそれに対しどのような改革を行ったか、ということが書かれたもので、中…