2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『詐欺の帝王』

溝口敦 著 文春新書 ISBN978-4-16-660961-1 オレオレ詐欺の元締に取材して書かれた本。 フェイクも入っているだろうしどこまでノンフィクションと捉えていいのかはよく分からないが、まあ実話風ノンフィクションか。それでよければ、というもの。 そうした成…

『知性を鍛える 大学の教養数学 Σ、lim、dy/dx、∫ydx編』

佐藤恒雄 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257870-7 極限や微積分に関して書かれた数学の本。 読み物というよりは、ほぼ勉強。勉強でよければ、という本か。 読みやすいとか分かりやすいとか基礎から書いてあるというようなことは期待できない。 残念…

『おいしい穀物の科学 コメ、ムギ、トウモロコシからソバ、雑穀まで』

井上直人 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257869-1 穀物に関していろいろ書かれた本。 雑学読み物といえば雑学読み物だが、読み物といえるほど簡単ではない。 気軽には読めない雑学読み物。という本もどうなんだろう。内容的には雑学読み物以上のもの…

『記憶力の正体 人はなぜ忘れるのか?』

高橋雅延 著 ちくま新書 ISBN978-4-480-06780-7 記憶に関して書かれた本。 おおよそ、記憶心理学についての入門読み物、といったところで、個人的にはたいした内容はないと思ったが、入門読み物でよければこれもあり、というものか。興味があれば読んでみて…