2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『知られざる日本の恐竜文化』

金子隆一 著 祥伝社新書 ISBN978-4-396-11080-2 恐竜業界に関して書かれた本。 恐竜学の他、恐竜展やフィギュア、恐竜に関する出版物等の、日本における恐竜文化の現状について書かれたエッセイで、大雑把に捉えて、この著者のファンが読むようなもの、とい…

ボーっとテレビをつけていたら、

今フジテレビで凄いドラマやってるのな。 牧場に来ている若い美男美女が(俳優だから当然だが)、過疎化がどーとか、私はこの町が好き、とかいっちゃうやつ。 いや、どう考えても、過疎化の問題は、芸能界にデビューできるような若い美男美女程田舎には残ら…

『軍神 近代日本が生んだ「英雄」たちの軌跡』

山室建徳 著 中公新書 ISBN978-4-12-101904-2 近代日本で軍神とされた人々が生まれてくる過程を追った本。 日露戦争における廣瀬武夫中佐から、殉死した乃木希典、爆弾三勇士や、太平洋戦争時の英雄まで、近代日本において軍神とされた人々が、戦死(殉死)…

『大学という病 東大紛擾と教授群像』

竹内洋 著 中公文庫 ISBN978-4-12-204887-4 主として、東京帝国大学経済学部における派閥闘争の歴史が描かれた本。 人文系のうだうだした議論が全くない訳ではないし、大学の病という本書全体を通してのテーマ設定は確かにあるらしく(別に派閥争いが大学の…

そういえば、

日本では欧米に比べてオリジナリティが重視されない、というのはこの本に限らずよくいわれることだが、オタクというのは、まさにその意味でのオリジナリティを重視しない日本的あり様の最右翼にあるのではないだろうか。 オタクは海外にもいる、という話はよ…

『一度も植民地になったことがない日本』

デュラン・れい子 著 講談社+α新書 ISBN978-4-06-272448-7 ヨーロッパ在住の著者が書いた日本人論風のエッセイ。 別に、ありがちといえばありがちなタイプの本だとは思うが、だらだらと自身の経験が書き連ねられているだけだし、歴史認識も危うい気がして、…

『人材コンサルタントに騙されるな!』

山本直治 著 PHP新書 ISBN978-4-569-69397-2 人材紹介業についての啓蒙概説書。 人材紹介会社に勤める著者が人材紹介業について一通り概説したもので、読み物として面白みがあるかどうかはやや疑問だが、この業界について全く知らない人が一応のことを知…

今日は地震の多い一日

だったが、別段大きなニュースになる訳でもないようだ。 (気象庁のサイトによると、今日は今これを書いている時点で、最大震度1以上の地震が千葉県東方沖で8回起こっている。他に千葉県南部で1回(9回の内最大震度1の地震は1回だけ)。 と思ったら、…

『母の介護 102歳で看取るまで』

坪内ミキ子 著 新潮新書 ISBN978-4-10-610223-3 坪内ミキ子が実母を介護したこと等に関して書いたエッセイ。 母の介護に関して書かれた、といえば書かれたものだが、選択にあたっては、母の介護について書かれた本、と考えるよりは、坪内ミキ子のエッセイ、…

民主主義

といっても、現実には、主権者たる国民が政治権力をコントロールすることは現代国家においては殆ど難しい訳で、それであればこそ、実際に政治権力をコントロールしている現政権に対して主権者がノーを突き付けることのできる可能性、あるいは権利が、保障さ…

昔読んだ

この著者の本が面白かったような気がしたので、買ってみたのだが、読書メモを読み返してみたら、寧ろけなしていた。

『女ことばはどこへ消えたか?』

小林千草 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03411-5 現在消え去ろうとしているような女言葉に関して、その来歴等が書かれた本。 全体としてのテーマは私にはよく分からなかったが、女言葉に関する雑学本、と考えてそんなに間違いのない本か。 現在消え去ろうとし…

しかし、囲碁で養う考える力、

というのは、正直どうなのだろう。 こういうのは、ある種のパターン認識だから、それ専用の神経細胞しか働いていないのではないだろうか。 経済の専門家が他の分野に関してはとんでもないことを主張する、とか、物理の専門家が脳科学の分野で、とかいうよう…

『東大教養囲碁講座 ゼロからわかりやすく』

石倉昇/梅沢由香里/黒瀧正憲/兵頭俊夫 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03410-8 囲碁の入門書。 全体的に、そう特別でもないが悪くもない、別にありそうな入門書か。 他の囲碁入門書は読んだことがないので知らないが、特に分かりやすい、ということはなく、…

余人をして替え難い、

なんていう仕事をする人は、圧倒的に少数派だろう。 とりわけ、学者というものが、35歳くらいまでになにか決定的な仕事をしなかったら、余人をして替え難い業績を残すのは無理な職業である、というのは、何も数理物理学者に限ったことではないのではなかろう…

小沢がテロ特措法にノー

といったままで、今のような状況が続いて、次の衆議院選挙が行われ、民主党が勝つならば、日本はアメリカの支配下にあるのではない、ということの証明になるのだろうか。

『終戦日記』

大佛次郎 著 文春文庫 ISBN978-4-16-771735-3 昭和19年9月10日から昭和20年10月10日までの大佛次郎の日記。 大体のところ、別にありそうな戦争期の銃後の記録、という感じの本か。 日記なので万人向けの読み物という訳にはいかないが、いろいろと興味深いし…

ダルビッシュ

の交際相手が、交際三ヶ月妊娠三ヶ月とかいう話を聞いて思ったのだが、女の人で、付き合っている男性が結婚に前向きなのかそうでないのか悩む、ということがあったら、今夜は生でもいいよ、と持ちかければ、たちどころにして男の本気度が計れてしまう、とい…

弁当屋

http://d.hatena.ne.jp/sarasate/20070403 夏休みにはポケモンキャンペーンらしい。 ということは、春休みのドラえもんは春休みの子供(のいる家庭)がターゲットだったのだろう。効果があって、売り上げも伸びたのだろうか。

『イタリア病の教訓』

松本千城 著 洋泉社・新書y ISBN978-4-86248-175-7 低迷してきたイタリア経済に関して書かれた本。 イタリア経済に関する簡略なまとめ、といえばまとめだが、ただし、本書のモチーフをぶっちゃけていえば、イタリアの財政状況は厳しい、それよりももっと厳…

観光地の岩に落書き

した芸能人のブログが炎上したとからしいが、落書きで炎上するのはありがちだなとは思うものの、私の印象では、違法コピーで炎上したブログというのは余り聞かないような気がする。 芸能人で違法コピーを自白しちゃう人はさすがにまず殆どいないだろうものの…

『ビルマ戦補充兵 菊兵団兵士が見た地獄の戦い』

吉田悟 著 光人社NF文庫 ISBN978-4-7698-2538-8 太平洋戦争末期にビルマ戦線で戦った人による従軍体験記。 断片的なエピソードが羅列されているだけで一冊の本としてのまとまりは全然ないが、後は、別に普通の戦記、という本か。 まとまりがないので、良い…

アチャー。この間書いた(http://d.hatena.ne.jp/sarasate/20070729#p1)論理的考察に論理的なミスがあった。シャレにならん。

浴衣姿の女性

が出ている宣伝ポスターで、髪をアップにしたモデルさんがかなりでかいピアスをつけていて、違和感を受けた。 スタイリストも広告代理店もチェックしているだろうから、それが駄目だということはないのだろうが。