2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『離散数学「数え上げ理論」 「おみやげの配り方」から「Nクイーン問題」まで』

野崎昭弘 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257619-2 数え上げ理論について書かれた数学読本。 別に、それなりといえばそれなりの数学読本で、特に悪いところはないので、面白い人にはこれで面白いのだろう。興味があるならば、という本か。 個人的には…

小沢さんが記者会見で、

地方分権を進めて無駄をなくす、みたいなことを言っていた。 しかし、一般論として考えるなら、地方分権より中央集権の方がどう考えても効率的なはずで、小沢民主党は、常識が通じない戦前の軍隊みたいになっているのだろうか。

裁判員制度

に対する批判として、素人の裁判員なんか信用できるか、というものがあるが、裁判員制度を導入する理由に、プロの裁判官なんか信用できるか、というものがあるのだから、この両者は交わることがないような気がする。 そうすると、素人は信用できない、として…

『封建制の文明史観 近代化をもたらした歴史の遺産』

今谷明 著 PHP新書 ISBN978-4-569-70470-8 封建制に関して書かれた本。 簡潔にまとめれば、日本と神聖ローマ、エジプトといったモンゴルに打ち勝ったところには、封建制があり、モンゴルの支配地域であったところはそうならなかったのに、近代化を発展さ…

『増補 湖の国の中世史』

高橋昌明 著 中公文庫 ISBN978-4-12-205065-5 近江(滋賀県)における様々な中世史話を集めた本。 地元紙の連載を出発点にしている、ということで、なるほど、そうした類の本ではある。地元紙に連載された中世史話を集めたもの、で良ければ、読んでみても、…

小泉容疑者再逮捕、

というのは、要は勾留期限がきたから伸ばした訳で、つまり検察が仕事してないだけでしょ、と思ったが、殺人と殺人未遂を分けずに一括で逮捕というのは、目鼻が立った、ということなのだろうか。