2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『花はふしぎ なぜ自然界に青いバラは存在しないのか?』

岩科司 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257607-9 花の色素等、花に関していくつかのことが書かれた本。 花の生化学的なことが書かれたもの、といえば書かれたものだが、それよりは寧ろ、花に関する雑学読み物、と考えた方が良い本か。 雑学読み物とし…

くぉらNHK、

「先程ほうじんの字幕の字が間違っていました」、なんてアナウンスしても、よく分からんだろ。 ってゆうか、法人テロ対策って出てたから、NGOは法人扱いなのか、と思ってしまったではないか。 間違いだ、っつうからには、邦人テロ対策なんだろう。騙され…

『関数とはなんだろう 三角関数から複素関数・超関数まで』

山根英司 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257606-2 関数に関して書かれた本。 大体のところ、好事家向けに書かれた数学読み物、と考えておけば間違いない。関数に関していろいろと書かれているので、それなりに楽しめる本だと思う。そうしたもので良…

しかし、

瀬古、有森、谷口ら、かつてのトップランナーとはいえ情けない解説しかできない人たちの起用は何とかしてほしいものだ。アナウンサーが、さあ後何キロ結果はまだ分かりません、と懸命に煽っている横で、いやこのペースではもう追いつけません、と断言してし…

マラソンは

高速マラソンの時代が来る、とここ十年くらいずっと言われ続けてきたような気がするが、今日の結果を見るに、もう完全にそういう時代になったようだ。女子マラソンの方も高速の時代に突入するのだろうか。

隣の芝は青く見えるのか。

ホームレス支援施設を飛び出して、捕まれば警察が何とかしてくれると思って、事件を起こした人にとっては、ムショでの生活>ホームレス支援施設での生活、だったのだろうか。

『大和三山の古代』

上野誠 著 講談社現代新書 ISBN978-4-06-287952-1 大和三山に対する歴史的な意味付けについて書かれた本。 主として万葉集を紐解いて、大和三山に対して歴史的にどのような意味付けがなされていたのか、ということを描いたもので、大体のところ、万葉読み物…

ヒグラシは7月に鳴くのか。

ヒグラシが鳴けば来る秋、という都々逸があったが、あれは感覚が旧暦なのだろうか。尾崎紅葉みたいな感じか(来年の今月今夜に確実に月が出るのは、旧暦だ)。 ツクツクホウシが 鳴けば来る秋 あたしゃ今夜で 三日泣くのに 来ない人

『17年と13年だけ大発生? 素数ゼミの秘密に迫る!』

吉村仁 著 ソフトバンククリエイティブ・サイエンス・アイ新書 ISBN978-4-7973-4258-1 素数ゼミ(周期ゼミ)の形質進化について書かれた本。 基本的に、かなり初歩から説明されているし、理論的にすっきりと書かれていて、内容もそれなりにあるので、自然科…

『ポリティカル・セックスアピール 米大統領とハリウッド』

井上篤夫 著 新潮新書 ISBN978-4-10-610274-5 ハリウッドの映画人とホワイトハウスとの関りの歴史が書かれた読み物。 モチーフ的には、タイトルにあるように、政治家も映画俳優もセックスアピールが大事だ(から両者の交流が生まれる)、といったものだが、…

ベーシック・インカムが導入されると、

イノベーションが減少する可能性があるだろう。 ベーシック・インカムで経済が巧く回っていくのなら、共産主義でも経済が巧く回っていくだろうし、共産主義では経済が巧く回っていかなかったのだから、ベーシック・インカムでも経済は巧く回っていかないので…

体操男子団体で銀メダル

を取った日本チームに対して、伝統の美しい技で、などと形容してしまうのは、分かった上でわざとやっているのだろうか。それとも、なんにも考えていないただの馬鹿なのだろうか。 採点基準が変わって、簡単な技を完璧に決めるよりも、多少粗くても難易度の高…

『東京裁判の教訓』

保阪正康 著 朝日新書 ISBN978-4-02-273220-0 東京裁判に関して書かれた本。 全体的には、東京裁判の流れをたどった読み物的な本で、読み物としてなら、多分それなりの本なのだろうから、そうしたもので良ければ、読んでみても、という本か。 ただし、東京裁…

『甲骨文字に歴史をよむ』

落合淳思 著 ちくま新書 ISBN978-4-480-06431-8 甲骨文字に関して書かれた概説書。 甲骨文字についての説明から、それらが示している殷の国家体制や歴史等に関してまで幅広く書かれた総合概説で、新書レベルの総合概説としてはこんなものという本だと思うの…

しかし、ハングルや中文で書いてある説明書を見るに思ったのは、

日本の経済力がどんどん相対的に低くなれば、日本人の英語力は上昇するのではないだろうか。

漸く一段落ついたので、

先週からのパソコントラブルの流れのまとめ。 ディスプレイの電源の接触が悪くなって、ついたりつかなかったりするようになる。 →今は、15インチ17インチのディスプレイを買うなら、20インチワイドくらいが、コストパフォーマンスが良さそうだ。 →しかしパソ…

『煩悩の文法 体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話』

定延利之 著 ちくま新書 ISBN978-4-480-06438-7 体験を話す時には日本語の文法が変化する、ということが書かれた本。 日本語では、語られる対象が「モノ」か「デキゴト」かによって文法が異なるが、個人が体験した「モノ」は、単なる「モノ」であっても、体…