2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『感情で釣られる人々』

(堀内進之助 著、集英社新書)を第一章の終わりまでで挫折。 80年代広告批判な著作。 三十年前と何が違うのかだけ教えてほしかったが、まあそうもいかないのだろう。 しかし、三十年前と同じ批判が有効なら、その批判は有効ではなかったということではない…

『保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで』

宇野重規 著 中公新書 ISBN978-4-12-102378-0 保守主義について書かれた本。 保守主義についての著者なりのまとめ、といった簡潔なレポートで、著者の関心や問題意識が元にあるからやや偏ってはいるだろうが、簡便なまとめではある。そうしたものでよければ…

『マンガ「解析学」超入門 微分積分の本質を理解する』

ラリー・ゴニック 著/鍵本聡、坪井美佐 訳 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257973-5 微分積分について書かれた本。 入門としては割と本格的なもので、本格的なだけに分かりやすくはないが、内容に比較すれば相対的には分かりやすい、という本か。教科書…

『へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星』

鳴沢真也 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257971-1 いくつかの恒星について書かれたコラム集。 天文ファン向けの天体読み物、といった感じのもので、それでよければ、という本か。 あまり特別なものでも、ファン以外の広く一般向けにという本でもない…

『税務署は3年泳がせる。』

飯田真弓 著 日経プレミアシリーズ ISBN978-4-532-26307-2 元国税調査官が税務調査に関して書いたエッセイ。 どうということもないエッセイというか、個人的には本当に何もなかったが、エッセイとして悪いものではないので、税務について何も知らない人なら…