2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『刑事魂』

萩生田勝 著 ちくま新書 ISBN978-4-480-06543-8 元刑事が書いたエッセイ。 特にどうということもないエッセイで、良くいえば、こんなものだといえばこんなものだが、別にそれほど面白い訳でもないような気がした。 エッセイなので、合う人には合うのかもしれ…

『競争と公平感 市場経済の本当のメリット』

大竹文雄 著 中公新書 ISBN978-4-12-102045-1 経済学者が書いたコラム。 経済学の研究成果がいろいろと書かれていて面白い部分もあるが、全体的に、テーマもまとまりもない漫然としたコラム、のように個人的には感じた。 雑誌等に書いたコラムを集めたもので…

『量子重力理論とはなにか 二重相対論からかいま見る究極の時空理論』

竹内薫 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257675-8 量子重力理論において必要となる時空の量子化について数学的に説明した本。 内容は私にはほとんど理解できなかったが、多分そういう本だろう。 基本的に、行列の対角化くらいはできる人向け。それ以上…

『マインドマップ デザイン思考の仕事術』

木全賢/松岡克政 著 PHP新書 ISBN978-4-569-77111-3 マインドマップやデザイン思考について書かれた本。 個々の部分では興味深いことも書かれているが、全体的に、ごちゃごちゃとしていて分かりにくいと思った。『誰に』対して『何を』伝えるのか、が巧…

『昭和出版残侠伝』

嵐山光三郎 著 ちくま文庫 ISBN978-4-480-42686-4 著者が平凡社を退社してから新雑誌『DoLiVeドリブ』を立ち上げた頃までを描いたエッセイ。 エッセイというか、フィクション風ノンフィクションというか。内容云々というよりは、軽快な文章を楽しむ本だと思…

『使える武術』

長野峻也 著 ちくま新書 ISBN978-4-480-06537-7 武術に関して書かれたエッセイ。 入門書というよりは、エッセイと考えておいた方が良いと思う。興味があってエッセイで良ければ、という本か。 オカルト的な面はあるが、一応、合理的に考えようという姿勢は認…