2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像』

武村政春 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-502010-4 巨大ウイルスの紹介と、その存在が語ることになった生命像について記述した本。 特別ではないが悪いということはなく、それなりの生物学読み物といえるのではないだろうか。興味があるならば読んで…

『ミクロ経済学入門の入門』

坂井豊貴 著 岩波新書 ISBN978-4-00-431657-2 ミクロ経済学の入門書。 本当に入門の入門なので個人的には物足りなかったが、まったく知らないという人向けにはこういうのもありかもしれないから、入門でよければ、という本か。 後は、それでよければとしかい…

『仮想通貨で銀行が消える日』

真壁昭夫 著 祥伝社新書 ISBN978-4-396-11503-6 仮想通貨について書かれた本。 てえへんだてえへんだの、週刊誌記事に毛が生えた程度の雑学本だが、雑学本でよければこんなものか。読んでみたければ、という本。 週刊誌記事程度というか、読み捨てのコンビニ…

『天下人の父・織田信秀 信長は何を学び、受け継いだのか』

谷口克広 著 祥伝社新書 ISBN978-4-396-11501-2 織田信秀の事績を検討して、息子の織田信長に与えた影響について考察した本。 全体にイメージしやすいストレートな歴史読本で、戦国読み物が好きならば読んでみても、という本か。 タイトルやサブタイトルにピ…

『地球はなぜ「水の惑星」なのか 水の「起源・分布・循環」から読み解く地球史』

唐戸俊一郎 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-502008-1 水に関連して書かれた地球惑星科学の本。 要するに地球における水の起源や循環が描かれたもので、存外結構高度な書だが、地球の水に関してひととおりまとめられてはおり、そうしたものでよければ…