2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『税務署の正体』

大村大次郎 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03778-9 税務署員に関して書かれた本。 元税務署員が税務署員の生態を描いたもので、内情暴露系というほどでもないがそうしたものといえばそうした読み物か。読んでみたければ読んでみても、という本だと思う。 あま…

『偶然の科学』

ダンカン・ワッツ 著/青木創 訳 ハヤカワ文庫NF ISBN978-4-15-050400-7 社会学に関して書かれた本。 内容的には大体のところ、社会事象は様々な事柄が複雑に絡み合って出来上がったもので、予測することも特定の誰かが大きな影響を及ぼすようなことも難しい…

『勝海舟が絶賛し、福沢諭吉も憧れた幕末の知られざる巨人 江川英龍』

公益財団法人江川文庫/主務 橋本敬之 著 角川SSC新書 ISBN978-4-04-731631-7 江川英龍の生涯に関して本。 ありがちな歴史人物紹介本で、特別でもないが悪くもない本だと思う。興味があるならば読んでみても、という本か。 テーマもないし特別な本ではないが…

『ケプラー予想 四百年の難題が解けるまで』

ジョージ・G・スピーロ 著/青木薫 訳 新潮文庫 ISBN978-4-10-218471-4 ケプラー予想に関して書かれた数学読み物。 証明については、おぼろげながらイメージがつかめるかもしれない、というところだが、それでよければそうした数学読み物か。 最後の証明だ…