2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか 工学に立ちはだかる「究極の力学構造」』

鈴森康一 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257768-7 ロボット工学に関して書かれた読み物。 一応の内容としては、力学的幾何学的制約からロボットと生物の構造や形が似てしまうこと、漸進的進化が及ばないことをロボットはできるのだから生物を超える…

『史上最大の発明アルゴリズム』

(デイヴィッド・バーリンスキ 著/林大 訳)を放り投げた。 一言でいえば自己陶酔ポエム。 早川文庫のノンフィクションとはどうもあまり相性がよくない気がする。

『大往生したいなら 老人ホーム選びは他人にまかせるな!』

本岡類 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03679-9 老人ホームや介護施設など高齢者用住居を選ぶことについて書かれた読み物。 全体に、それなりの読み物という本か。興味があるならば読んでみても、というところ。 老人ホーム選びに絶対的な正解というものはない…

『マヤ文明 密林に栄えた石器文化』

青山和夫 著 岩波新書 ISBN978-4-00-431364-9 マヤ文明についての入門読み物。 ややとりとめもなく書かれた雑多な読み物で、そうしたものでよければ、という本か。 よくも悪くも、研究者が書いた雑多な読み物という以上のものはない。 読み捨てのコンビニ文…

『生物から生命へ 共進化で読みとく』

有田隆也 著 ちくま新書 ISBN978-4-480-06657-2 俺のやってることすげーということが書かれた本。 それ以上の意味は、私には読み取れなかった。 複雑系の本というのは大体こんなものではあるが、せめて『こんなこと』やってる俺すげーにしてくれないと、とは…