2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『会社の値段』

森生明 著 ちくま新書 ISBN4-480-06289-0 会社の値段の計算方法に関して書かれた入門読み物。 経済合理主義的な立場から書かれた本で、ライブドア事件の直後では間が悪いという感はあるが、そうしたもので良ければ、読んでみても、という本か。 大体のところ…

『幻想水滸伝V』

をプレイ中。 昨今のRPGにしては珍しくシナリオと声優はまともだが、システム周り甘すぎ。 昨今のRPGって、セーブデータの有無が判定されて、続きをプレイする時の立ち上げ後のカーソル位置はニューゲームではなくコンティニューにあるものだと思うの…

『信長は謀略で殺されたのか 本能寺の変・謀略説を嗤う』

鈴木眞哉・藤木正行 著 洋泉社・新書y ISBN4-89691-995-5 本能寺の変に明智光秀以外の黒幕がいたという説をあれこれと批判した本。 要するに、陰謀論批判をした歴史読み物。そういった内容の本なので、そうしたもので良ければ読んでみても、という本か。 内…

『空間の謎・時間の謎 宇宙の始まりに迫る物理学と哲学』

内井惣七 著 中公新書 ISBN4-12-101829-X ライプニッツの思想を現代物理学的に再解釈しようとした本。 私には説明も意義も余りよく分からなかったが、内容としては、絶対空間・絶対時間を措定したニュートンに反対して複数の物質間の相対的な位置関係から力…

永田氏が献金疑惑を取り上げた頃、小泉政権にはレームダック化が囁かれていたのだが、そこにこの問題が出てきたことで、少なくとも今までのところは、敵失で(一時的には)小泉政権弱体化などどこかへ行ってしまったような感がある。 反対者が多くて難航が予…

『チンギス・カン “蒼き狼”の実像』

白石典之 著 中公新書 ISBN4-12-101828-1 チンギス・カンの伝記と、彼の霊廟のその後の動向を追った本。 チンギス・カンのことは150pくらいまでで、後半1/3はその後の話であるし、著者は考古学を専門とするので、考古学的な話題が多いのが本書の特徴であ…

何故ツンデレは萌えるのか、

という問題を考えてみる。 先ず第一の説として、想いを寄せる相手に拒絶され、ツンツンされた経験のある人にとっては(そのような経験のない人がどれだけいるだろう)、ツンデレは、想いを寄せている相手もツンデレで、本当はデレデレなのだ、と解釈すること…

『日本の漢字』

笹原宏之 著 岩波新書 ISBN4-00-430991-3 日本における漢字の異体字や国字に関連して、あれこれのことが書かれた本。 特にこれといったテーマはないので、大体のところ、雑学本かエッセイの類と考えれば良い本か(雑学本とエッセイとでは少しく異なるが、形…

『邪馬台国論争』

佐伯有清 著 岩波新書 ISBN4-00-430990-5 内藤湖南を軸に、主に20世紀前半の邪馬台国研究史を綴った本。 個人的には、そう面白いとも意義があるとも思えなかったが、20世紀前半の邪馬台国研究史だといえば、確かにそういうものではあるので、20世紀前…

トリノ五輪

に参加する選手の男女比を国別に比較すると、日本は女性選手の割合がかなり高いらしい。 欧米諸国と比べれば、日本では男女平等が進んでいるから、女性選手が多いのだ、とは殆どいえないような気がするが、どうなっているのだろう。 日本では、有能な女性が…

『医療の値段 診療報酬と政治』

結城康博 著 岩波新書 ISBN4-00-430989-1 保険診療報酬を決定している中医協の機構制度等について書かれた本。 大雑把にいって、中医協(中央社会保険医療協議会)の機構制度の概略と、及び中医協のあり方について説かれた新聞社説、と考えると、大体そんな…

『日本を滅ぼす教育論議』

岡本薫 著 講談社現代新書 ISBN4-06-149826-6 巷にある教育論議を批判した本。 社会科学的経営学的観点から、巷にあふれる俗流の教育論をあれこれと批判して、その欠点を体系的に捉えようとしたもの。 私としては、こういった社会科学系の話は好きだし、著者…

『国際テロネットワーク アルカイダに狙われた東南アジア』

竹田いさみ 著 講談社現代新書 ISBN4-06-149823-1 アルカイダとアルカイダに関係のある東南アジアのテロ組織について書かれた本。 大体のところは、『SAPIO』とかその辺りの雑誌に載っていそうな、国際テロ組織に関する一通りのレポート、を考えれば、…

本日のメモ。

道路端や駐車場でよく使われているステンレス製の車止めポールは、1本1万円くらいするらしい。 それを盗んで横流しする時の価格は、900円から千円程度らしい。