2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今日発表された追加景気対策だが、

景気対策で公共工事がメインにならないというのは、珍しいような気がする。 急いでまとめたので入れる余裕がなかったのか、もうそういう時代ではない、ということなのだろうか。

最近の食品値下げで思ったこと。

近所のパン屋さんに、250円くらいだがちょっと美味しい食パンが売られている。 大昔、ここの食パンは200円くらいだったのだが、当時、スーパーでは大手メーカー製の食パンが150円くらいで売られており、私は、このパン屋さんの食パンに50円を出す魅力を認め…

述懐

というのは、思いを述べるというのが正しい元々の意味で、昔のことを述べるという用法は新しいらしい。懐という字は、おもう、を表し、懐古で古を思うとなるが、懐そのものには懐かしいという意味はないのだとか。

『修羅の翼 零戦特攻隊員の真情』

角田和男 著 光人社NF文庫 ISBN978-4-7698-2585-2 著者の軍隊時代の経験を綴った戦記。 自らの軍隊生活を順に追った、おおよそ標準的な戦記だが、エピソード等も豊富にあり、戦記モノとしてはかなり面白い方の部類に入る本だと思う。戦記の好きな人に、お…

私学助成金を減額したい橋下知事は私学を選んだのは自己責任だといいたいみたいだが、

私立高校を選んだのは自己責任かもしれないが、三年間の間に公立高校との授業料の差が格段に開くとするならば、それは自己責任とはいえないだろう。

あら、

給油延長法は衆議院での再可決で成立する方向なのか。 公明党が再可決に反対して、福田前総理を辞任に追い込んだとかいう話はどうなったのだろう。 選挙のためなら、法案なんかどうでも良いのだろうか、やっぱり。それとも、アメリカかどこかから圧力があっ…

『光合成とはなにか 生命システムを支える力』

園池公毅 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257612-3 光合成の仕組みについて書かれた概説書。 大体の感じとして、割と教科書みたいな堅めで重厚な概説書、と考えておけば良い本か。そうしたもので良ければ、読んでみても良い本。 特に簡単ということは…

『とらドラ!』についての疑問

普通、自分(♂)の好きな人(♀)の親友(♀)が自分の親友(♂)に好意を抱いていると知って、その恋を応援しようとするならば、まず第一選択肢として考えることは、4人で何かをしてみる、ということではないだろうか。 読み飛ばしただけなので何らかの設定が…

野村についての疑問

時代も遷り変わって色々と変化してきてはいるのだろうが、比較すれば、やっぱり野村の給与は終身雇用的でリーマンの給与は成功報酬的ではないのだろうか。 それで人材を引き継いで、巧くやっていけるのだろうか。

三浦氏の自殺で思ったのは、

日本の刑務所や拘置所や代用監獄は自殺されないよう結構懸命らしいのに、アメリカは多分そんなことはないのではないか、ということだ。 自殺に関する考え方が違うからなのか、司法に関する考え方が異なるからなのか、その両方なのかは分からないが。

『殉死の構造』

山本博文 著 講談社学術文庫 ISBN978-4-06-159893-5 江戸時代初期に流行した殉死の実例を尋ねて、殉死する武士の心性を探ろうとした本。 後半部、自己主張としての殉死から世間体を気にすることへの移行、という話は、余り巧くまとまってはいないように思う…

実際のところ、

金利が下がっても別に投資は増えない、という話を聞いたことがあるが、それならば利下げが景気刺激策になるのは、金利が下がることによって資産を保有するインセンティブが薄れ、消費に回す分を増やすから、だろうか。 しかし、資産効果によっても多分消費は…

日本人の2人に1人がガンになる時代に、

ガン保険というのは、果たして成り立つのだろうか。 保険というのは、もっと小さなリスクに対して、多くの人が少ない保険金を掛けて賄うものではないだろうか。 仮に病気になった時に百万円必要だとして、100人に1人が罹る病気であれば、1人が1万円出して…

『トロイア戦争全史』

松田治 著 講談社学術文庫 ISBN978-4-06-159891-1 様々な神話や伝説を集成して、トロイア戦争の全過程を提示しようとした本。 断片的には聞きかじったことのあるエピソードがいろいろと出てきて、それが全体的な流れの中でどうなっているのか知ることができ…

ヤングジャンプというのは、

元々少年ジャンプからの移籍組が多かったのだから、移籍のノウハウを持っていそうなのに、他社から引っ張ってきた漫画家の作品は軒並み失敗しているのではないか、という気がするのだが、どうなのだろう。 平均回帰、ということもあるから、失敗の方が多いの…