2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
深沢秋男 著 文春新書 ISBN978-4-16-660606-1 ある武家の女性の日記を紹介した本。 日記の記述から、天保期の江戸の世相や政治動向等を紹介した本で、良くいえば、そうしたもので良ければ読んでみても、という本、なのかもしれないが、私としては、著者が日…
痛みを感じた後、30分おきにトイレに駆け込んだ。 尿管結石の再発だろうか。
一ノ瀬俊也 著 文春新書 ISBN978-4-16-660605-4 日清戦争における、ある兵士と軍夫の従軍記を紹介した本。 タイトルにもなっているように、日清戦争と後の日中戦争との類似点を見よう、というモチーフのある本ではあるが、基本的な構成としては、同じ師団に…
クリスマスになると、店の前にクリスマスケーキの入った箱を積み上げ、店員がサンタのコスプレをして売る、という風景が結構あったように思うのだが、ふと気がつくと、最近はそういう風景を余り見ないような気がする。 クリスマスケーキそのものの売り上げが…
は世間的には殆ど存在しない問題な訳で、マスコミ人が抱くそのための全能感は、大きなものがあるのだろう。 それが更に昂進すると、政府は何故俺様の言う様にできないのか、という発想となるに違いなかばい。
渡部潤一 著 新潮新書 ISBN978-4-10-610238-7 太陽系の天体についての概説書的な読み物。 全体的には、新書レベルでは標準的な概説本、といったもので、興味があれば、読んでみても、という本か。 前半はやや概説書的、堅めで、後半の木星の章辺りから以降は…
は上がっているのに、なんでコメの値段は下がるのだろう、と思っていたら、下がっているのは日本の国内価格で、国際価格の方はちゃんと上がっているらしい。
渡部潤一 著 新潮新書 ISBN978-4-10-610238-7 太陽系の天体についての概説書的な読み物。 全体的には、新書レベルでは標準的な概説本、といったもので、興味があれば、読んでみても、という本か。 前半はやや概説書的、堅めで、後半の木星の章辺りから以降は…
政権の発足当初はマスコミとは蜜月になるそうだが、福田政権とマスコミとの蜜月は2ヶ月ちょっと、というところだったのだろうか。
諸星裕 著 集英社新書 ISBN978-4-08-720419-3 諸星裕のエッセイ。 一応、スポーツロビイスト等、様々な交渉事を行ってきた著者が、交渉に関して書いたエッセイだが、余り内容云々を期待するよりは、この人のエッセイ、という風に考えた方が良い本だと思う。 …
羽入辰郎 著 PHP新書 ISBN978-4-569-65999-2 マックス・ウェーバーに対する精神分析的な記述。 いや、必ずしも精神分析ではないのかもしれないが、大体そういった類の、ウェーバーの精神構造のあり様を忖度した本、と考えておけば間違いない。 私は、精神…
佐伯有清 著 講談社学術文庫 ISBN978-4-06-159847-8 実際に唐に赴いた最後の遣唐使となった第十七次遣唐使について書かれた本。 基本的には、使節団の動向を追ったもので、その他、最後の遣唐使のあり様から遣唐使廃止の歴史的意義等が考察されている。一般…
(生徒の学習到達度調査)2006年調査によると、日本の15歳生徒の23%が、科学に関係する仕事に就きたいと回答し(OECD平均は37%)、30歳の時点で自分が科学に関係する仕事に就いていると予測する日本の生徒は8%だったらしい(OECD平均は25%)。 つまり、…
藤巻健史 著 日経ビジネス人文庫 ISBN978-4-532-19420-8 藤巻健史のエッセイ集。 大体のところ、いつもの藤巻節なので、ファンが読むようなエッセイ集、と考えておくのが最も間違いがないだろうか。 後は、特に述べておくようなことはない本。そうしたもので…
大崎茂芳 著 中公新書 ISBN978-4-12-101917-2 コラーゲンや著者の研究に関して書かれたコラム集。 割ととりとめのない雑多な本で、且つ何も知らない一般素人に何かを分かってもらおうという姿勢は殆どないので、著者が好き勝手に書いたコラム集、と考えてお…
君塚直隆 著 中公新書 ISBN978-4-12-101916-5 ヴィクトリア女王の伝記。 世界に冠たる大英帝国絶頂期の君主としての外交史的な側面や政党政治家とのかかわりが、主として描かれたもので、史料批判とか考証とかいうことは殆ど記されていない物語的な伝記では…