2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『山口組若頭暗殺事件 利権をめぐるウラ社会の暗闘劇』

木村勝美 著 イースト・プレス 文庫ぎんが堂 ISBN978-4-7816-7003-4 山口組の若頭であった宅見勝暗殺事件に関して書かれた本。 事件の経過や、その背後等を探ったノンフィクション、ではあるのだが、事件の背景に何があったのかは、結局のところ必ずしもよく…

『奇想天外な戦争の話 信じられない戦場の出来事40話』

広田厚司 著 光人社NF文庫 ISBN978-4-7698-2607-1 スパイや謀略等、第二次世界大戦の別側面を示すいくつかのエピソードを集めた本。 別に良い本だとは思わないが、そうしたものだといえばそうしたもの、という本か。読みたければ読んでみても、というとこ…

『分子進化のほぼ中立説 偶然と淘汰の進化モデル』

太田朋子 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257637-6 分子進化のほぼ中立説に関して書かれた本。 基本的にはかなり分かり難い本で、「ほぼ中立説」を紹介・解説したもの、というようには考えない方が良い。書いていることが分からない、というのでは必…

『人類進化99の謎』

河合信和 著 文春新書 ISBN978-4-16-660700-6 人類進化に関して書かれた読み物。 人類進化に関する様々なトピックスに軽く触れた程度の読み物で、読み物としては別にそれなりのものだろうから、そうしたもので良ければ、読んでみても、という本か。 ただし、…

『金融資本主義を超えて 僕のハーバードMBA留学記』

岩瀬大輔 著 文春文庫 ISBN978-4-16-775380-1 ハーバードMBAに留学した人が書いたエッセイ。 ブログを基にした本、ということで、そういった類の、日々の雑感を綴った読み物。 そうしたものなので、そうしたもので良ければ読んでみても、という本か。余り…