2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『数学はなぜ生まれたのか?』

柳谷晃 著 文春新書 ISBN978-4-16-660965-9 方程式や微分積分法などの数学の考え方がどういう状況の下で生まれてきたのかについて書かれた数学エッセイ。 こういう教師は駄目だとかこういう教育方が駄目だとかの話がかなりうざいが、その点を措けばそれなり…

『「ストーカー」は何を考えているか』

小早川明子 著 新潮新書 ISBN978-4-10-610567-8 ストーカー対策のカウンセラーがストーカーについて書いた本。 大体のところストーカーについてのエッセイ読み物といった感じで、ストーカーの心理について書かれていて興味深くはあった。興味があるならば読…

『神と肉 日本の動物供犠』

原田信男 著 平凡社新書 ISBN978-4-582-85730-6 日本の動物供犠について書かれた本。 基本的に、○○に××という事例が、ということの書かれた民俗学的な本で、日本に動物供犠があった、というだけでよければ、それなりの本か。そうしたものでよければ、読んで…

『宇宙最大の爆発天体 ガンマ線バースト どこから来るのか、なぜ起こるのか』

村上敏夫 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257857-8 ガンマ線バーストについて書かれた本。 ブルーバックスとしてはほぼ標準クラスの、ガンマ線バーストに関する一般向けの総合概説書だと思う。興味があるならば、読んでみてもいい本。 全体の記述はガ…

『ヤクザ式 相手を制す最強の「怒り方」』

向谷匡史 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03788-8 怒り方に関してあれこれと書かれたエッセイ。 自己啓発系読み捨てエッセイで、そういうのでよければ、という本か。 読みやすくそれなりに面白いが、やっぱり特別な内容もない、というところ。 特にということ…