2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『戦国大名と分国法』清水克行 著岩波新書ISBN978-4-00-431729-6分国法について書かれた本。特段これといったテーマはなく分国法に関していくつかのことが書かれたもので、新書レベルの紹介としてはまずまず、という本か。興味があるならば読んでみても、と…

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『大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済』

高槻泰郎 著 講談社現代新書 ISBN978-4-06-512498-7 江戸時代にあった堂島米市場についての概説。 一応の概説なので、概説でよければ、という本か。 サブタイトルになっている市場対統制を図る幕府、というような話は、出ては来るがあんまり期待できないと思…

『奨励会 将棋プロ棋士への細い道』

橋本長道 著 マイナビ新書 ISBN978-4-8399-6691-1 元奨の作家が奨励会について書いた本。 ややエッセイに近い読み物風の本で、私的には妙な自分語りとかうざかったが、エッセイっぽいので合う人には合うのだろう。読み物でよければ、という本か。 エッセイっ…

『陸軍派閥 その発生と軍人相互のダイナミズム』

藤井非三四 著 光人社NF文庫 ISBN978-4-7698-3066-5 旧帝国陸軍内の細かな人間関係について書かれた本。 陸軍の派閥といえば統制派と皇道派が有名だが、それよりももっと細かい人間関係をあぶりだしたもので、誰と誰が同期とか同郷とか原隊が一緒とか、中…

『警察官白書』

古野まほろ 著 新潮社新書 ISBN978-4-10-610770-2 元警察官僚だった作家が警察官のステレオタイプなキャラクターを描いた本。 そう特別でもないが、それなりの読み物。読んでみたければ、という本か。 こういう本ではネグレクトされがちな公安部門についても…