2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『最強の投資家 バフェット』

牧野洋 著 日経ビジネス人文庫 ISBN4-532-19289-7 ウォーレン・バフェットに関して書かれた読み物。 特にテーマもないし、割とだらだらと書かれているやや厚めの本なので、バフェットに関する読み物、としか捉えようがない本。悪くもないが特別でもない普通…

テロメアの話は、まとめ方に問題があるような気がするので、文言を修正。

やおい同人の隆盛を見るに、男がレズに対して寛容なように、女性はホモに対して寛容なのではないかと思われる。男性週刊誌がいくらジャニーズ事務所をホモ疑惑で叩いても、女性にとっては余りたいした問題ではなく、それ故に、イメージが低下するということ…

『チラシから読み解く! 満足度100%のマンション購入法』

武内修二 著 講談社+α文庫 ISBN4-06-256926-4 マンションの広告に対してぼやいてみました、という本。 元はブログだったということで(別にケンカを売っている訳ではないからリンクは張らないが、はてなだ)、ブログとしてなら確かにそれなりには面白いのだ…

『DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド』

武村政春 著 講談社ブルーバックス ISBN4-06-257477-2 DNAの複製を行うDNAポリメラーゼについて書かれた本。 大体のところは、DNAポリメラーゼがどのようにしてDNAを複製するのか、ということが書かれた本だと考えておけば、まず間違いがない。…

『日露戦争史 20世紀最初の大国間戦争』

横手慎二 著 中公新書 ISBN4-12-101792-7 日露戦争に関する概説的な通史本。 全体の半分である 100ページを過ぎた辺りで開戦なので、戦争開始に至る過程を詳しく描いた、というのが一応は特徴になるだろうが、選択にあたっては、特記しておくようなことは余…

小泉首相との会談をキャンセルして帰った中国の呉儀副首相は、愛知万博に行って経団連の昼食会に参加したということは、トヨタに対する義理は果たした、ということなのだろうか。

『水族館の通になる 年間3千万人を魅了する楽園の謎』

中村元 著 祥伝社新書 ISBN4-396-11010-3 水族館に関する雑学本。 読み捨てのコンビニ文庫にありそうな、いかにもというか、本格的な(?)というか、本当にただの雑学本。 断片的なのは仕方がないにしても、どうにも表層的に過ぎる感じはあり、雑学本だから…

『古代中国の文明観 儒家・墨家・道家の論争』

浅野裕一 著 岩波新書 ISBN4-00-430944-1 環境問題に対して古代中国思想がどのような考えを持っていたか、が述べられた本。 簡単にいえば、儒家は自然界の生産力を楽観的に信頼し、墨家は生産力の限界を認めて節約を訴え、道家は自然破壊をもたらすような文…

『鎮魂 吉田満とその時代』

粕谷一希 著 文春新書 ISBN4-16-660436-8 吉田満に関してあれこれのことが書かれた本。 評伝というよりは、主に戦前戦中時代の同時代史的な読み物で、良くいえば重厚だが、実際には、これといったテーマもなく、とりとめのないことがだらだらと書かれただけ…

『「大岡裁き」の法意識 西洋法と日本人』

青木人志 著 光文社新書 ISBN4-334-03300-8 日本における西洋近代法の受容に関していくつかのことが書かれた本。 前半は明治以降の受容の歴史、後半は、受容を巡る若干の問題(極言すれば、日本人は裁判を嫌う、とされてきたが、そもそもそのような事実はな…

『日本の右翼』

猪野健治 著 ちくま文庫 ISBN4-480-42050-9 戦前、戦後の日本の右翼の動向や主要人物の列伝を記した雑学本風の本。 列伝といっても、簡略なプロフィールにいくつかのエピソードを添えた程度で、全体的に、通り一遍で平板な感じの本ではある。 個人的には、20…

枕カバーを買いにいったら、商品名がすべて「ピローケース」になっていた。ピローってのはもう日本語なんだろうか。ピロートークぐらいしか聞いたことないが。

『つくられた卑弥呼 の創出と国家』

義江明子 著 ちくま新書 ISBN4-480-06228-9 卑弥呼が聖を担う巫女であったというような見方は近代に創られたもので、古代の実態に合ったものではない、ということが主張された本。 『風土記』の記述や古墳の埋葬されている人物を見るに、古墳時代前期には女…

思うに、80年代の高度消費社会というのは、若い女性がその(ターゲットの)中心、もしくは先端だった訳で、萌え文化というのは、高度消費が漸く若い男性にも降りてきた状態、といえるのだろうか。あるいは、当時既に、車やAV等の若い男性が主として消費…

『社会学を学ぶ』を79ページで挫折した。訳が分からん、というより、説明する気がないだろ。それでも、読みすぎてしまった。10ページ程。 ちなみに、読んだ範囲で著者の言いたかったことは、俺は東大入試が中止になったから京大に行ったのだ、ということであ…

福知山線の列車事故で、残された車両を大勢の人が押して動かしていたが、あれは、何か補助動力でも使っているのだろうか。それとも、電車というのは結構動くものなのだろうか。人力というには余りに軽々とではあったが。