2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『元アイドル!』

吉田豪 著 新潮文庫 ISBN978-4-10-134871-1 かつてのアイドルたちに当時のこと等を聞いたインタビュー集。 個人的には特別に面白いとまでは思わなかったが、読み物として一応のものはあるから、読んでみたければ読んでみても、という本だと思う。 B級雑誌の…

『電車の運転 運転士が語る鉄道のしくみ』

宇田賢吉 著 中公新書 ISBN978-4-12-101948-6 電車の運転に関して書かれた雑学読み物。 大体のところ、別にそれなりの雑学読み物なので、興味があるならば読んでみても、という本か。 一部記述が簡単ではないような気がするが、前半は電車の運行にそって書か…

北朝鮮に対する

テロ支援国家指定解除で会見したブッシュ大統領は、割りと長い間拉致問題について触れたらしい。つまりただのリップサービスな訳で、アメリカとしては拉致被害者は見捨てましたよ、というサインなのだろうか。

『フォト・リテラシー 報道写真と読む倫理』

今橋映子 著 中公新書 ISBN978-4-12-101946-2 写真論に関して書かれた人文書。 一応リテラシーといえばリテラシーだが、それよりは寧ろ、写真美学に関して書かれた本、と考えておいた方が良い本だと思う。大体のところ、人文学系のうだうだとどうでもいいよ…

『機雷掃海戦 第一五四号海防艦長奮戦記』

隈部五夫 著 光人社NF文庫 ISBN978-4-7698-2572-2 太平洋戦争中及び敗戦直後に掃海作業に従事した人が当時のことを綴った本。 戦記というよりはよもやま話をあれこれと綴った本で、しかしよもやま話というには、余り取り立てて面白いエピソードがあるので…

日本人における倫理とは、

共同体のウチとソトとを峻別して異なった基準を厳しく適応する差別の倫理だが、あちこちのブログを見るに今の若い人たちがワーキングプアに結構同情的だったりするのは、ワーキングプアを自分たちの仲間だと思っているせいだろうか。それとも、そのような差…

『量子力学の解釈問題 実験が示唆する「多様性」の実在』

コリン・ブルース 著/和田純夫 訳 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257600-0 量子論の多世界解釈について、書かれた本。 基本的に、量子論についてある程度の知識がある人向けに、多世界解釈の利点を説いたもの、と考えておけば良い本か。 殊更に悪いと…

イカ釣り漁船休業

というのは、やはり一種のスト権の行使なのだろうか。 そうすると、運送業者も燃料高で厳しいらしいので、運送業者に足りないのは、ストを行い得る組織力、ということになるのだろうか。全米トラック協会みたいなのが必要なのだろうか。 全米トラック協会は…

近くにある文房具屋では割引券をくれる

のだが、この割引券を使った場合でも、領収書は発行してくれるらしい。 もちろん領収書だから色々な使い道がある訳で、なるほど、世の中というのはこういう風になっていたのか。 常に定価の一割引で販売するELPな店よりも定価で販売し一割分の割引券をく…

『プロ法律家のクレーマー対応術』

横山雅文 著 PHP新書 ISBN978-4-569-69926-4 弁護士が悪質クレーマーに対する対処法について書いた本。 弁護士が書いたということで、テーマを簡単にいってしまえば、これこれこういう人は悪質クレーマーだから、法的対処が有効です、いますぐお電話を、…

NHK側が勝った裁判のニュースで、

一応は相手側の記者会見の模様も伝えるNHKは、見直しても良いような気がしたが、単にスタッフにシンパがいただけなんだろうか。

『反中vs.親中の台湾』

近藤伸二 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03454-2 台湾の現状についてのリポート。 簡単にいって、新書ではありがちな時事リポート、という感じの本か。 特別でもないが、悪くもなく。読んでみたいのなら、読んでみても、というところだが、わざわざ読んでみる…

官庁の職員が

深夜に利用するタクシーで運転手からビール等の接待を受けていた問題。金融庁の再発防止策の一つは、職員がタクシーチケットに金額を書き込むこと、だそうで、なるほどそういうことだったのね、という感じだ。

『戦国史の怪しい人たち 天下人から忍者まで』

鈴木眞哉 著 平凡社新書 ISBN978-4-582-85420-6 戦国時代の様々な怪しい人たちに関して書かれた雑学読み物。 怪しい人たちに関して、ということで、結構マニアックなので、この著者の他の著作はあらかた読んでいるようなファンが読む本、という捉え方で大体…

『お客さま! そういう理屈は通りません』

吉野秀 著 KKベストセラーズ・ベスト新書 ISBN978-4-584-12188-7 クレーム対応について書かれたビジネス本。 大体のところ、別に普通にありそうなビジネス本で、そういうもので良ければ、読んでみても、という本か。 悪くもないが、本書を読んだからといっ…

学校裏サイト

があるのならば企業裏サイトがあっても良さそうに思うが、そういう話は今のところ余り聞かない。 私が知らないだけなのか、ああいうのが出てくるのは学校がゲマインシャフトになっているからだろうから、今の日本の企業はそれ程ゲマインシャフト的ではない、…

『カトリーヌ・Mの正直な告白』

カトリーヌ・ミエ 著/高橋利絵子 訳 早川文庫NF ISBN978-4-15-050336-9 ある現代フランス人の女性が、自らの性体験に関して綴った本。 とりとめのない告白が構成もなくだらだらと続く本で、私には面白い本ではなかった。言葉を替えていえば、ある意味、詩…

旧共産圏

東欧諸国の市場経済への移行を支援するために作られた欧州復興開発銀行は、アメリカが、そろそろ役割を終えつつある、といっているのに対して、まだまだ東欧への投融資が必要だ、と主張している模様だ。 一度作られた組織は自己保存を目標にする、というのは…

『聞き上手は一日にしてならず』

永江朗 著 新潮文庫 ISBN978-4-10-134571-0 何人かのインタビュアーに、人に話を聞くことについてうかがった本。 テーマである話を聞く技術に関しては、多分、普段からそういう問題意識を持っている人には、何らかの発見があるだろうが、それ程でもない人に…

本日の総摂取カロリー1598kcalと推計

セブンイレブンのグラタンはそれなりのカロリーだった。