2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『飯田のミクロ 新しい経済学の教科書?』

飯田泰之 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03709-3 ミクロ経済学の入門書。 割とオーソドックスで、光文社新書らしいといえばらしい入門書ではある。そうしたものでよければ、という本か。 ただ、あまり簡単ではないような気がする。 基礎からやり直したい人向…

『ゼロからわかる 経済学の思考法』

小島寛之 著 講談社現代新書 ISBN978-4-06-288178-4 著者流のミクロ経済学入門。 経済学の思考法がどうのとか経済学がこうのとかいう話題はまえがきとあとがきにしかないので、完全にミクロ経済学の入門書と考えた方がいい。それでよければ、という本か。 完…

『複素数とはなにか 虚数の誕生からオイラーの公式まで』

示野信一 著 講談社ブルーバックス ISBN978-4-06-257788-5 複素数に関して書かれた本。 かなり難しく、読み物といえるかどうか微妙なところだとは思うが、それなりに面白かったので、そうしたものでよければ読んでみても、という本か。 絶対に分からない、と…

『科学は大災害を予測できるか』

フロリン・ディアク 著/村井章子 訳 文春文庫 ISBN978-4-16-781210-2 様々な災害について、科学がどこまでその予測に迫ってきたかが書かれた本。 現状をやや楽観的な見地からおおまかにまとめた本で、それ以上のものはない。そうしたものでよければ、という…