2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『黄金比はすべてを美しくするか? 最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』

マリオ・リヴィオ 著/斉藤隆央 訳 ハヤカワ文庫NF ISBN978-4-15-050377-2 黄金比に関して書かれた数学読本。 全体に、特にどうということはない数学読み物か。 ところどころ分かりにくい箇所があること、説明が読者を驚かせようとしすぎてやや数学神秘主…

『はじめてのノモンハン事件』

森山庸平 著 PHP新書 ISBN978-4-569-80181-0 ノモンハン事件の概略を追った本。 ほぼ概略を追っただけだが、初心者向けにやさしく書いてはあるので、そうしたものでよければ、という本か。 あらましを知るには悪くない本だと思う。 いくつかの基礎文献に…

『成熟社会の経済学』

(小野善康 著)を途中で挫折した。 共産主義的でちょっと気持ち悪い。 全体的には、なんというか、ガンの特効薬に関するニュースを見ている感じか。バラ色のことばかり書いているが、絶対そんなにうまくいかないから、というところが。 第一に、政府の能力を…

『東京 消える生き物 増える生き物』

川上洋一 著 メディアファクトリー新書 ISBN978-4-8401-4346-2 東京で数を増やしていたり減っていたりする生き物について書かれた読み物。 大体のところ、特にということはないが悪くもない生き物読本で、興味があるならば読んでみても、という本か。 どちら…