『松浦武四郎と江戸の百名山』

中村博男 著
平凡社新書
ISBN4-582-85344-7
松浦武四郎が登った山々について書かれた本。
内容的には、松浦が残した紀行文の紹介と現代の観光ガイドが半々、といった感じの本で、つまり本当に、松浦武四郎が登った山々について書かれた本。どこどこの登山口にはJR何とか駅からバスで何分、とかいうことが一々記してある。
松浦武四郎が登った山々について書かれた本、と聞いて、それが面白そうだとは私にはとても思えないのだが(それ以前に、松浦武四郎って誰よ、って感じだし)、それ以外の内容はほぼないので、松浦武四郎が登った山々について書かれた本、が面白いと思える人向きなのだろう。
よく分からないが、そういう人には良い本なのだろうか?
私にはなんだかよく分からない本だった。
前の本を途中で打ち切って、読むものがなくなったので、慌てて適当に選んでしまったのが失敗の原因だ。