『戦国史の怪しい人たち 天下人から忍者まで』

鈴木眞哉
平凡社新書
ISBN978-4-582-85420-6
戦国時代の様々な怪しい人たちに関して書かれた雑学読み物。
怪しい人たちに関して、ということで、結構マニアックなので、この著者の他の著作はあらかた読んでいるようなファンが読む本、という捉え方で大体良いと思う。
マニアックな割には余り深く掘り下げられていないが、深く掘り下げられるような史料が存在しないからこそ、怪しい訳で、後はそれなりの雑学読み物という本か。
特に、ということはないが、ファンが読むのなら、こんなもの、というところ。
そういうもので良ければ、読んでみても、という本だろう。
以下メモ。
島左近に、関ヶ原以外でどんな武功があったのか、よく分からない。
・『おあむ物語』の内容には、結構おかしなところもある。