トリノ五輪

に参加する選手の男女比を国別に比較すると、日本は女性選手の割合がかなり高いらしい。
欧米諸国と比べれば、日本では男女平等が進んでいるから、女性選手が多いのだ、とは殆どいえないような気がするが、どうなっているのだろう。
日本では、有能な女性が、社会に進出できないために、実力で勝負ができるスポーツの世界に飛び込んでいっているのだ、という説がすぐに思い浮かぶが、それは必要とされる能力が違うような気もするものの、後天的な努力が大きいのだろうか。
社会に出ようとすれば四十五十まで働かねばならないが、スポーツなら大体二十代でピークを迎えるだろうから、その後家庭に入ることができるので、受け入れられやすい、という可能性は考えられる。
あるいは、一部スポーツ選手では、父親の厳しい指導の元で練習を積んできた、というパターンが結構見られるので、女性は親の管理の元にあるべきだという女性差別が、女子選手の増大の理由の一つにある、ということもあるのだろうか。