2008-10-27から1日間の記事一覧

述懐

というのは、思いを述べるというのが正しい元々の意味で、昔のことを述べるという用法は新しいらしい。懐という字は、おもう、を表し、懐古で古を思うとなるが、懐そのものには懐かしいという意味はないのだとか。

『修羅の翼 零戦特攻隊員の真情』

角田和男 著 光人社NF文庫 ISBN978-4-7698-2585-2 著者の軍隊時代の経験を綴った戦記。 自らの軍隊生活を順に追った、おおよそ標準的な戦記だが、エピソード等も豊富にあり、戦記モノとしてはかなり面白い方の部類に入る本だと思う。戦記の好きな人に、お…