『ビルマ戦補充兵 菊兵団兵士が見た地獄の戦い』

吉田悟
光人社NF文庫
ISBN978-4-7698-2538-8
太平洋戦争末期にビルマ戦線で戦った人による従軍体験記。
断片的なエピソードが羅列されているだけで一冊の本としてのまとまりは全然ないが、後は、別に普通の戦記、という本か。
まとまりがないので、良い本だとはいえないと思うし、特に薦める程のものでもないが、それ以外には別に悪い部分もないので、戦記ものの好きな人ならば読んでみても、というところ。
積極的に薦めるのではないが、興味があるならば、読んでみても、という本だろう。
メモ1点。
・いつ日本に帰れるか分からない虜囚生活の不安の中で、ビルマ独立軍からの甘い誘いがあった。