2007-08-12から1日間の記事一覧

しかし、囲碁で養う考える力、

というのは、正直どうなのだろう。 こういうのは、ある種のパターン認識だから、それ専用の神経細胞しか働いていないのではないだろうか。 経済の専門家が他の分野に関してはとんでもないことを主張する、とか、物理の専門家が脳科学の分野で、とかいうよう…

『東大教養囲碁講座 ゼロからわかりやすく』

石倉昇/梅沢由香里/黒瀧正憲/兵頭俊夫 著 光文社新書 ISBN978-4-334-03410-8 囲碁の入門書。 全体的に、そう特別でもないが悪くもない、別にありそうな入門書か。 他の囲碁入門書は読んだことがないので知らないが、特に分かりやすい、ということはなく、…

余人をして替え難い、

なんていう仕事をする人は、圧倒的に少数派だろう。 とりわけ、学者というものが、35歳くらいまでになにか決定的な仕事をしなかったら、余人をして替え難い業績を残すのは無理な職業である、というのは、何も数理物理学者に限ったことではないのではなかろう…