『水族館の通になる 年間3千万人を魅了する楽園の謎』

中村元
祥伝社新書
ISBN4-396-11010-3
水族館に関する雑学本。
読み捨てのコンビニ文庫にありそうな、いかにもというか、本格的な(?)というか、本当にただの雑学本。
断片的なのは仕方がないにしても、どうにも表層的に過ぎる感じはあり、雑学本だからこんなものだろうという気はしないでもないものの、それにしても、隔靴掻痒というか、コクがないというか、もう少し内容が欲しい、と個人的には思う。
別につまらなくはないので読んでみても良いかもしれないが、私としては、薦める程の面白さはなかった。
以下、メモ。
コウテイペンギンは卵を1個しか産まないが、卵に事故があるとすぐにもう1個産んで育てるので、産卵された卵を持ち出す許可をもらったことがある。
・水族館で生まれたイルカは、親がやっているショーを見よう見まねで覚える。