『生命は、宇宙のどこで生まれたのか』

福江翼 著
祥伝社新書
ISBN978-4-396-11229-5
宇宙生物学に関する一般初心者向けの入門書。
あまりに初心者向けすぎて、私には合わなかった。
例えば、はやぶさについての別段珍しくもない話も書かれているが、実際、はやぶさを知らないか名前くらいしか聞いたことがないような人向けの本なのだろう。
なるべく専門用語を使わないように書かれているので、初心者向けには良いのかもしれない。
が、私には、ごちゃごちゃとしてかえって読みづらいように感じた。
ばらばらの概説なので、すでに知っている人が読んで面白いものでもないし。
よく分からないが、そういう本なので、そういう本がよい人にはいいのかもしれない。
初心者向け入門書で良ければ、という本だと思う。

メモ1点。
・星雲の中は荷電粒子の運動によって磁力が生まれており、その磁力によって整列した塵の中を光が通過するとき、円偏光が発生する。