『ジャーナリズム崩壊』

上杉隆
幻冬舎新書
ISBN978-4-344-98088-4
記者クラブ制度を中心に、日本のジャーナリズムの現状を批判した本。
記者クラブに対する批判は、今日ではそれ程珍しいという程でもないと思うから、私の印象としては、ややありがちな日本のマスコミを批判した読み物、といった感じの本で、この著者のファンが読むようなもの、という捉え方の方が、間違いがないかもしれない。
後は、別に悪いということはないので、そうしたものなのでそうしたもので良ければ読んでみても、という本か。
特別でもないが、特に悪いということもない。
そうしたもので良ければ、読んでみても、という本だろう。
メモ1点。
・事件の発生を追いかける日本の新聞社の仕事は、新聞社の仕事ではなく通信社の仕事である。