『搭乗員挽歌 散らぬ桜も散る桜』

小澤孝公 著
光人社NF文庫
ISBN978-4-7698-3005-4
筆者の従軍記。
特にということはないがそれなりの従軍記で、特攻隊に志願しながら出撃の機会がなく終戦まで無事生きながらえたというのもそれはそれで貴重な経験ではあろうから、悪くはない本か。
従軍記として何をおいてもということはないが、何か面白そうなのをというくらいなら十分だと思う。
そうしたものでよければ、読んでみてもという本だろう。