『数学でつまずくのはなぜか』

小島寛之
講談社現代新書
ISBN978-4-06-287925-5
数学エッセイ。
一応、タイトルにあるように、著者の塾講師としての経験等から、子供が数学のどこでつまずくのか、ということをネタに書かれたものではあるが、そういうテーマや内容の本、というよりは、それを話の取っ掛かりとして書かれたエッセイ、と捉えておくのが無難な本か。三題噺みたいな感じ。
後は、取り立てて述べるようなことはなく、数学エッセイとしては別に普通のものだと思うので、数学エッセイが読みたければ読んでみても、という本。
興味があれば、読んでみても良い本だろう。