『マルクス・アウレリウス「自省録」』

鈴木照雄
講談社学術文庫
ISBN4-06-159749-3
マルクス・アウレリウスの思索メモ。
基本的には、多分逐語訳に近い感じの、分かり難い文体の本ではある。手元にないので詳しく比較した訳ではないが、岩波文庫版の方が読みやすい感じがした。
いずれにしても、ある種の主知主義的、合理主義的態度の源泉なのだろうということは分かるものの、古典として、薦めるべきようなものかどうかは、疑問に思う。
私は、嫌いではないが。