『離散数学「数え上げ理論」 「おみやげの配り方」から「Nクイーン問題」まで』

野崎昭弘 著
講談社ブルーバックス
ISBN978-4-06-257619-2
数え上げ理論について書かれた数学読本。
別に、それなりといえばそれなりの数学読本で、特に悪いところはないので、面白い人にはこれで面白いのだろう。興味があるならば、という本か。
個人的には、前半は、簡単ではあるが余り内容がない感じで、後半は、それなりの内容はありそうだが難易度もぐっと上がって、しかも短いので内容を十分につかみきれない感じがした。
私には余り合わなかったので、特に薦める程ではない。
それでも、後はそれなりの数学読本だから、面白い人には面白いのだろうと思う。
読んでみたいのなら読んでみても、という本だろう。