『離散数学「ものを分ける理論」 問題解決のアルゴリズムをつくる』

徳田雄洋 著
講談社ブルーバックス
ISBN978-4-06-511756-9
分割してものを分けるときに公平になるような数学的アルゴリズムを探った本。
面白いといえば面白いし、めちゃくちゃに難しいわけではないが、一言でいえばとっつきにくい本か。何をやっているのかなんだかよく分からないというか。それでもよければ、というところ。
分かりやすくはないと思う。数式が出てくると嬉しくて踊りだしたくなるような人なら違うのだろうか。
こういうのを数学的に研究する分野もある、という以上のものはあまりなかった。
それでよければ、という本だろう。