『素数はめぐる 循環小数で語る数論の世界』

西来路文朗・清水健一
講談社ブルーバックス
ISBN978-4-06-502003-6
整数を素数で割った数に関連して書かれた数学読本。
内容的にも難易度の点でも完全に好事家向けなので、そこまで数学が好きな人用の本か。
少なくとも一般人はお呼びでないと思う。
完全に難しいとはいえないが、親切でないことは確かで、多分好事家ならこれくらいは苦にしないのだろう。
内容的にもこれで面白いのかというと、好事家は違うのだろうとしか。
結局は完全に好事家向け。
好事家向けなので、後はそれでよければ、という本だろう。