『捕食者なき世界』

ウィリアム・ソウルゼンバーグ 著/野中香方子 訳
文春文庫
ISBN978-4-16-790112-7
トッププレデターが中間捕食者を抑制することで生物の多様性が保たれている、ということが書かれた本。
内容的にはそうたいしたものでなく、どこが特にいいということもないと思うが、読みやすくて面白かった。興味があるなら読んでみていい本だと思う。
一つ美点を挙げれば、バランスは取れているだろうか。
動物保護界隈には情緒的なだけだったりエキセントリックだったりする人も多いので。
内容に特別のものはないので、こういう内容のものをというよりは何か読み物を探しているという人向けか。
そうしたものでよければ、読んでみてもいい本だろう。