『数学はなぜ生まれたのか?』

柳谷晃 著
文春新書
ISBN978-4-16-660965-9
方程式や微分積分法などの数学の考え方がどういう状況の下で生まれてきたのかについて書かれた数学エッセイ。
こういう教師は駄目だとかこういう教育方が駄目だとかの話がかなりうざいが、その点を措けばそれなりの数学エッセイか。
割とクセのある本で、この著者のファンが読むような本だとは思う。
それでよければ、というところだろう。