『水雷兵器入門 水面下に潜む恐るべき爆発力』

大内健二 著
光人社NF文庫
ISBN978-4-7698-2689-7
水雷兵器について書かれた本。
全体的には特にどうということのない入門読み物か。
のであるが多用されて文体がうっとうしいし、個人的には特別に面白いとは感じなかった。
悪いというほどでもないので、読んでみたければ読んでみても、という本だろう。

以下メモ。
・高圧空気を使う魚雷は窒素の航跡が残るが、酸素が燃焼してできた二酸化炭素は水に溶けるので、酸素魚雷は航跡が残らない。
爆雷の有効爆圧範囲が50メートルであった場合、爆雷投射器で両舷に75メートル爆雷を飛ばすと、艦尾から投下される爆雷と併せて、両側250メートルの範囲の敵潜水艦にダメージを与えることができる。