『サンカと三角寛 消えた漂泊民をめぐる謎』

礫川全次
平凡社新書
ISBN4-582-85294-7
サンカと三角寛についていくつかのことが書かれた本。
全体としてのテーマはなく、まとまりもないので、一冊の本としては余り出来が良いとはいえないが、雑学本として見るならば、そこそこ、それなりとった感じの本か。
決して良い出来ではないと思うので、薦めにくいタイプの本ではあるが、雑学本で読み捨てるくらいのもので良ければ、読んでみても、というところではないだろうか。期待を持たないのならば、というところ。