デフレの象徴、といえば、半額バーガーだが、では何故、半額になる前のハンバーガーは「倍額」バーガーだったのだろうか。
ということを考えてみるに、以前のハンバーガーは、日本において、西洋化(アメリカ化)、近代化の象徴であり、アメリカ的、近代的な生活を送る、都市に住むサラリーマン層にとってのステイタスシンボルであったから、別に安くなくても良かった、のではないだろうか。
つまり、半額バーガーの登場によって、ハンバーガーは、普通の日本人が食する普通の食べ物になった、といえるのだろうか。