オリジナリティ

なんていうのは極めて難しい問題な訳で、なんとかはなんとかのパクリだ、いやパロディだオマージュだリスペクトだとかいうのは、あまり何とも思わない。
マトリクスがブレードランナー攻殻機動隊とかいうのも同様。大体、世界史の教科書に出てくるような作品ならともかく、漫画や映画やSF・ミステリーなんていうのはジャンル自体ができて間もないので、パクリ元とされる作品も70年代80年代の作品で、一般的には誰も知らない知ってちゃいけない作品だったりするのが、閉口する。
シェークスピアだって、言う人に言わせれば当時よくあった話をリメイクしただけだというし、モーツァルトなんかも作風自体はマンハイム楽派などと著しく同じな訳で、そんなことを鬼の首でも取ったかのように語ってもしょうがないんじゃないかという気がする。
と、いう訳で、今週のジャンプに載っていた主人公が蚊になる漫画がカフカだというのは、なるほどと思ったり。