『詐欺の帝王』

溝口敦 著
文春新書
ISBN978-4-16-660961-1
オレオレ詐欺の元締に取材して書かれた本。
フェイクも入っているだろうしどこまでノンフィクションと捉えていいのかはよく分からないが、まあ実話風ノンフィクションか。それでよければ、というもの。
そうした成り立ち上、詐欺師の自己弁護みたいな部分もあるので、読み物としてあまり爽快なものではないと思う。
そうしたものでよければ、という本だろう。