『日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか』

田村秀男 著
光文社新書
ISBN978-4-334-03737-6
著者によるエッセイ。
一応、日経新聞に代表される経済ジャーナリズムのあり方を批判したものだが、それよりも著者が自由に好き勝手書いたエッセイ、と考えた方がいい。
自賛毀他というか自己顕示というか、そういうのに辟易しない人向き。
他人を批判するのは簡単なので、ある程度間違いではないのかもしれないから、それでもよければ、という本か。
俺やべーわ、アメリカの尻馬に乗ってプラザ合意で日本経済崩壊に加担しちゃったよー、という、どこのミサワだ的なのがいいという人なら。
個人的にはあまり積極的に薦めたくなるような本ではなかった。