『大原孫三郎 善意と戦略の経営者』

兼田麗子 著
中公新書
ISBN978-4-12-102196-0
大原孫三郎の業績についてまとめた本。
評伝というよりは業績をまとめたものだが、特別ではなく悪くもない人物伝。
大原美術館に行ったときにでも記念に買って読むもの、くらいに考えれば悪くないのではなかろうか。
日常において購読するまでの意義があるかどうかは別にして。
それでよければ、という本だろう。

以下メモ。
・上京して東京専門学校に入学した孫三郎の周囲には、大地主の息子ということで悪友がたかり、孫三郎は大きな借金を作った。