『はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる』

川越敏司 著
講談社ブルーバックス
ISBN978-4-06-257782-3
ゲーム理論についての入門教科書。
初学者向けに最初の部分からいろいろ書かれてはいるが、簡単ではなく、あれこれの話題に軽く触れた程度、という感じの本。そうしたものでよければ、という本か。
いろいろ書かれているだけなので、分かりやすくはないし面白いわけでもないが、教科書と割り切るならば、こんなものではあると思う。
教科書でよければ、という本だろう。

以下メモ。
・ゲームに量子力学的な装置を持ち込むと、重ね合わせや量子もつれを使って相手の戦略に影響を与えることができるので、解決できない問題が解決できたり、必勝法ができたりする。