『銃の科学 知られざるファイヤー・アームズの秘密』

かのよしのり 著
サイエンス・アイ新書
ISBN978-4-7973-6412-5
銃に関する雑学本。
大体のところコンビニ文庫本的な雑学本で、探せば本当に文庫でありそうだが、オールカラーで写真などが多いので、そこに価値を見出せるなら本書の方が、という本か。
そうしたものでよければ、というところ。
後は、特にどうということはない雑学本。
内容的には、威力、射程距離、命中精度、速射(連射)性能、扱いやすさ、携帯性、信頼性、安全性などの様々なトレードオフから、いろいろな銃が使われている、というものか。ダブルアクションよりシングルアクションの方が命中精度がいいとかリボルバーの方が信頼性が高いとか。
興味があるならば読んでみても、という本だろう。

以下メモ。
・昔の歩兵銃は、馬上の敵を銃剣で突くことを考えて長かった。
反対に騎兵の銃(カービン)は扱いやすさも考えて短かった。
・弾丸はライフリングによって回転させているので、右にずれる。