『戦争する脳 破局への病理』

計見一雄 著
平凡社新書
ISBN978-4-582-85402-2
精神科医が戦争に関してあれこれと書いたエッセイ。
エッセイというか、思索メモ、みたいな感じのものか。私としては、戦場での精神医学に関してかかれた第四章は面白かったが、後はそれなり、といった感じの本だった。
エッセイとしては特に悪いということはないので、後は、合う人には合うのだろうから、合うと思えば読んでみても、という本だと思う。
内容その他、特別どうこうという程のものはないと思うし、特に薦める程ではないが、読んでみたければ読んでみても、という本だろう。