フロイトは、

原初の社会では、年長の息子には父との対立から過酷な運命が待っており、父の老衰を活用できる年少の息子が父の代わりに地位を得ることができたので、その残照が様々な伝説に残っている、と書いている。
日本書紀』を読んだ時に、弟が跡を嗣ぐ話が多い、と感じたが、これもその一種なのだろうか。