メモ

個人にせよ企業にせよ、個々の主体は好条件の環境でぬるま湯に浸かるより悪条件の環境に置かれしごかれた方が鍛えられ成長するという思い込みは根強いものがある。

http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20070414/1176514274

一般論として、自由経済が(計画経済等よりも)優れている、という考えは、自由経済の経済成長が(計画経済等よりも)大きい、ということを意味しているのであり、それはつまり、自由市場での競争にさらされている方が、競争にさらされていない方よりもよく成長する、ということを意味しているのではないだろうか。
従って、自由経済を是とするならば、好条件の環境でぬるま湯に浸かるよりも悪条件の環境でしごかれた方が鍛えられて成長するという発想は正しいものである、とせねばならないのではないだろうか。