2007-01-03から1日間の記事一覧

助手や共同執筆者の不正

が明らかになった場合、科学者は決まって、そこまでの管理はできない、と責任逃れをするが、助手や共同執筆者の素晴らしい実験成果が出た場合に、その利益を(しばしば最も)得るのも、その科学者である。 一般的にいって、成功した場合の利益を享受するなら…

『背信の科学者たち 論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか』

ウイリアム・ブロード/ニコラス・ウェイド 著 牧野賢治 訳 講談社ブルーバックス ISBN4-06-257535-3 様々なミスコンダクトの事例を通して、それが、(現代)科学にとってイレギュラーではない、当然起こり得る事態であることを論じた本。 テーマ的に、やや…